【経営者に必要な「余裕」どうやって手にいれる?】
経営者には「余裕」が必要です。経営に不可欠な、正確な判断、新しい発想は、「余裕」がなければ生まれてこないからです。
では、「余裕」はどうやって手に入れればよいのか。
ある黒字を継続している経営者の方に質問したところ、常日頃から「見えない1人分」の余裕を持つことだ、と教えていただきました。必要と考えられる人員より1人多く雇用しておきなさい、と。社業が拡大しているときは、標準化した業務だけでは対応できないことが必ず起こる。その際、「見えない一人分」の余裕が効いてくるんだそうです。

資金繰りの不安も、経営者から余裕を奪うもっとも大きな要因の一つ。
短期的に資金繰りを改善させる努力も確かに必要だけど、長期的な視点から「黒字継続」のための手を打つことが大事。
黒字を継続している経営者でも、「今月も俺の給料払えない(笑)」っていう時期はあります。もちろん、不安になるけど、黒字を継続するための手を打ち続けるからこそ、その不安も乗り越えられます。